ダイレクトボンディング

セラミッククラウンの違和感
近隣の歯科で装着したセラミッククラウンが装着直後から違和感とチクチクとした痛みを感じていたそうです。 意を決して除去を試みたところ、クラウンは不適合の状態で歯肉の炎症を認めました。ダイレクトクラウンにて補綴した1年経過観察の症例です。

ダイレクトボンディング前歯の6年経過
ダイレクトボンディングで上顎前歯部を修復した症例の6年経過観察です。CRの長期経過は予後が悪いと考えられておりますが、適切な治療を施すことで問題なく良好に経過することができます。

オーバーレイによって健全歯質を大幅に残した症例
 オクルーザルベニヤとも呼ばれています。咬合面の広範囲欠損に適応することができる接着構造体です。臼歯部の軸面歯質を大幅に保存することができ、近年注目が集まっております。今回の症例は大臼歯の根管治療後にオーバーレイを適応した2年経過症例です。

オクルーザルベニヤを応用することで歯質切削量を大幅に減少させた症例
根管治療後は一般的にFMCやセラミッククラウンなどの、歯冠部をフルカバーする歯冠補綴を施すのが一般的です。レジンビルドアップのオクルーザルベニヤを応用することで、軸面の形成が不要となります。そのため、歯質の大幅な温存が可能になります。

アンレーを直接CR充填にて短時間で仕上げる
私はクラウンであったとしても、ブリッジであったとしても、基本的に直接修復で完結させます。今回は咬頭が喪失しているケース、つまりアンレーをCRにて仕上げていく方法を解説します。

CR充填で着色させないコツ
CR充填後の頻発するトラブルの1つに着色があります。多くの先生は研磨不足だと考えがちですが、実はもっと深い理由があります。今回の症例では大臼歯を即日で2歯処置した症例の3年経過観察です。

ダイレクトクラウンの治療方法
ダイレクトクラウンは口腔内で直接クラウンを作成する治療方法です。模型上でクラウンを制作しないため、健康な歯を無駄にすることなく、適合性の高い被せ物を短期間で装着することができる画期的な方法です。

ダイレクトボンディングで患者負担を軽減させた症例
近隣の歯科にて前歯の着色を相談したところ、前歯6本をセラミッククラウンで治療する説明があったそうです。ダイレクトボンディングにて健康な歯の切削量を抑えました。金銭面でも前医の提示した金額の3分の1以下にコストを抑えることが出来ました。